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体育の日に、運動について考える
「〇〇の秋」というといろいろありますが
今日は「スポーツの秋」というテーマで綴ろうと思います。
ちょうど、本日10月8日は「体育の日」ですしね。
運動は健康のためになるのか
ところでみなさん、運動はされていますか?
大人になると、意識しないと運動する時間ってないですよね。
(肉体労働の方は別として)
サラリーマンだと、駅での階段の昇り降りくらい...?
「健康のためには運動したほうがいい」というのは、もはや常識ですね。
では、運動するとどんな効果を得られるのでしょうか?
また、効果を得るには、どれくらいの時間運動したらいいのでしょうか?
調べてみたのでご紹介します。
厚生労働省によると
運動の効果
身体活動量が多い人・運動をよく行っている人
・総死亡率が低い
・虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低い
また、身体活動や運動は、メンタルヘルスや生活の質の改善にも効果をもたらします。
つまり、体を動かすことによって爽快感や楽しさを得られ、精神的にも良い影響が見込めるのです。
日本国内での現状と目標
現状
★日頃から日常生活の中で、健康の維持・増進のために
意識的に体を動かすなどの運動をしている人(平成8年保健福祉動向調査)
・男性 52.6%
・女性 52.8%
★日本人の1日平均歩数 (平成9年度国民栄養調査)
・男性8,202歩
・女性7,282歩
★1日1万歩以上歩いている人 (平成9年度国民栄養調査)
・男性29.2%
・女性21.8%
★週2回以上/1回30分以上/1年以上、運動をしている人 (平成9年度国民栄養調査)
・男性の28.6%
・女性の24.6%
日頃から意識して体を動かしている人は約半数にとどまり、少ないのが現状です。
仕事や家事が忙しく、なかなか運動する時間が取れない人も多いかと思います。
また、1日の歩数は1万歩以上が推奨されています。
これは、海外の文献から週当たり2000kcal以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されているためです。
(週2000kcal→1日約300kcal、300kcal消費に相当する歩行=1万歩)
ところが、上記の現状を見てみると、1日1万歩以上歩いている人は3割にも満たないのです。
継続的に運動している人も少なく、「運動不足」の人が多いのが現状です。
では、具体的にはどのくらい運動したらいいのでしょうか?
目標
★意識的に身体を動かす
身体活動量が多ければ多いほど、生活習慣病の予防に効果があります。
つまり、運動すればするほど体にいいのです。
家事・通勤などの日常生活のなかでも、意識して体を動かすようにしましょう。
【例】
・バス停1つ分/電車1駅分 歩く
・早歩きをする
・エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使う
・近所なら、自転車や車を使わず歩く
★今より多く歩く
まずは、今より多く歩くことを意識しましょう。
一度歩数計をつけて生活してみると、自分が普段どれくらい歩いているのかがわかります。
そこから徐々に歩数を増やしていきましょう。
最終的な目標は、推奨されている1日1万歩以上です。
★運動を習慣にする
ここでいう「運動」とは、息が少しはずむ程度の運動を指します。
1回30分以上を週2回以上が目安です。
ただし、これまで運動経験のない人が、急に運動を始めようとすると体に大きな負荷がかかります。自分の健康状態をよく把握した上で、無理のない程度に行いましょう。
参考:厚生労働省HP
まとめ
やはり、運動は体にいいんですね。
わかってはいても、三日坊主で終わってしまったり、なかなか続かない方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も、運動が好きではないので続きません。
スポーツクラブに通っていた時期もありましたが、今は辞めてしまいました。
入っては辞め、また入っては辞め...の繰り返しだったりします。
運動を続けるためには
続けるためには「好きなことをする」って、とても重要だと思います。
一人でストイックにやりたい方は、ランニングとか筋トレがいいかもしれませんし、
みんなで楽しみながらやりたい方は、エアロビクスとかダンスがいいかもしれません。
ジムに行くまでが億劫な方は、一緒に運動する「仲間」がいれば続けやすいと思います。
ジムまで行かずとも、ご家族と近所をウォーキング・ジョギングでもいいのです。
自宅で出来るエクササイズDVDとかもありますよね。
ストレッチや筋トレも自宅でできます。
まずは、意識して体を動かすことから始めてみましょう。
たとえ多くはできなくても、動けば動くほど体にはいいのです。
私も、運動しなきゃとつくづく思いました。
みなさん、一緒にがんばりましょう!!
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